膝蓋腱断絶のブログ

膝蓋腱断絶のブログ

膝蓋腱断絶をしました。とてもまれなケースのようなので、今後同じ目に遭われた方への治療とリハビリのご紹介を兼ねた自身のリハビリの記録。および身近な方々への現状のご報告用に綴ります。朝に当日の予定を記載してアップ、翌明け方に前日の出来事を更新しています。

書かずにはいられない件

自分なりに消化しようと思ったけれどやっぱり消化できず。ここに書いてすっきりさせたい。

概要

レントゲン、MRIを撮影に行った際に、ニーブレース無しの無理な移動により膝の状態が悪化したのではないかと疑っている件

ポイント

  • レントゲン撮影直前(同日昼)までリハビリ、ドクターともに、膝蓋腱断絶したとは思えないくらい動きがよく、とても調子がよいと言っていた
  • レントゲン、MRI撮影後に、膝に違和感が出た
  • 翌日リハビリストップとなった

何がおきたか

  • 5/22(tue) 16:00過ぎ位に、レントゲン・MRI撮影のために、1階に移動するように看護師さんからの連絡が入る
  • 移動のため、ニーブレースの着用、MRI撮影のためにトイレを済ませてから1階に降りる(時間けっこうかかります)
  • 1階には、レントゲン技士さんがイライラして待っていた(私の印象です、恐らく準備に時間がかかってしまったから「遅くなってすみません」と言っても無視され、猛スピードで車イス押してレントゲン室に移動)
  • とにかく急いでいる風。金属類をすべて外してレントゲン撮影
  • レントゲン撮影を終えると「近いのでそのまま移動します」と、ニーブレスー着用なしで移動
    • 車イス座面が低かったので、右足を置ける場所がなかった
    • 支えてくれる人もなく、自力で足をあげて移動するしかなかった
    • MRI室に移動すると、台に移動するように言われる
    • 台が高かったので、左足をのせた時点で、ずっと宙に浮かせていた右足が限界で、「痛い」と訴えると、ここで初めて足を支えてもらった
    • そもそも私は自力で右足をMRIの台にあげることは不可能

撮影後

  • 病棟に戻る
    • 洗濯物回収(洗濯中の突然の呼び出しだったため)
    • 食堂で夕食(すでに食事の時間が過ぎていたため)
  • ベッドにもどる
    • 膝に違和感
    • 右膝右側の皮膚感覚がない

当日夜

  • 病棟に戻る
  • 調子が悪いのでナースコール
    • 先生がいないので、翌日先生に確認と言われる

翌日病棟

  • 朝:主治医に伝える
    • 状況説明に「(レントゲン対応)ひどいな」とのコメント
    • MRI確認しておく」との回答
  • 11時:CPM
    • 「主治医ががMRI確認すると言っているが、私はCPMして大丈夫?」との質問に、「主治医からの中止の指示なし(なので実施で問題なしの認識)」との回答
    • 主治医はオペ中で確認とれず「CPMは混んでいるので、後からは不可、今やらないなら今日は中止」と言われ迷う。
    • 迷った上「心配なので中止します」との私の判断 (何気にこれ、危なかったよね・・)
  • お昼頃:主治医が来る。
    • 「皿が上に上がってしまっているので、CPM含めて、今までのリハビリすべて禁止」 と伝えられる

翌日リハビリ

  • レントゲンの対応を話すると膝蓋腱でそれ(ニーブレースなし移動)はあり得ない、ひどい
  • (レントゲン担当は)半月板あたりだと思っていたんじゃないか?(膝蓋腱断絶って認識なかったんじゃないか)

リハビリの先生のコメント、病院側の人そんなこと簡単に言っちゃっていいの?って位でドキドキする。
(レコーダあればなとも思った)

翌日医療相談室

リハビリ室出るときに、同じ階の患者さんに会い「どう?」と聞かれたので、軽く状況を説明したら、医療相談室に行くことを勧められる。

病院内にある相談室。色々な相談に関する窓口。とても丁寧で、親身になって相談を受けてくれる場所(以前も高額医療費申請書類の件でお世話になった)。


ここで、一連の話を聞いてもらうと、担当が病院の安全担当部署ということで、そこの方にも来ていただいて状況を説明。

一連のことを安全担当の方から主治医の先生に話をして、説明受けることを提案される。
(当分お世話になるのに、面倒な患者、、、とか思われるのも嫌だなと思ったけど「モヤモヤはよくないでしょう?」と言われて承諾)

「先生、帰っちゃう前に捕まえなくちゃ」と、即部屋をでていく。
(時間くださいと言われたので、数日かかるのかと思ったので、フットワーク軽くて驚いた)

結果

その数時間後には、主治医が顔を出す。いつものように「調子どうですか~?」みないな感じで現れたので、最初はわからなかったけど、安全部署からの話があって来たみたいでした。(いずれにしても早っ)
以下を説明。

  • MRIの結果を見ると皿が上に引っ張られているので、リハビリストップを判断
  • そもそも膝蓋腱断絶は重症であり、リハビリはその都度、膝の状況を確認しながら進めていく必要がある
    • 状況により都度、リハビリする・しないを検討しながら進める必要があり、これは、リハビリ進めたい・でも進められないのせめぎ合い(手術前の説明通り)
    • そのため、今後も状況みながら進める・止めるはあり得ることを理解して欲しい
  • 今回、MRIを確認してリハビリストップを決断(移動で悪化したというものではない)


まぁ、、、、
そうなるでしょうね。
MRIは、移動後に撮影したものであるため、移動前の画像がなければ、証拠とはなりません。
私は絶対、移動により状況悪化したと思っていますが、これ以上はなにも言えません。


リハビリストップかかったあと、リハビリの先生が「リハビリ来てもほぼ、やることがなくなってしまいました」と言っていたにも関わらず、リハビリ回数が増えました。
まあ、私への配慮なんですかね?


もとからでも、悪化したからでも、
ここで頑張らなければ歩けるようにならないことだけは確実なので、これからも頑張ります。


書くと少しは気が紛れますね。



<余談>
そもそも膝蓋腱断絶って、する人がいないので、治療例があまりなく、治療方針も確立されていないみたいなんですね。
(リハビリの先生は「プロトコルがない」という言葉を使ってました。なんとなく、プロトコルよりフレームワークの方が適切ではないと思ったりして(これは余談の余談))